Excel 関数 PRICEMAT は、満期日に利息を一括で受け取る債券(利付割引債など) の価格を計算するために使用されます。
これは、利息が期間中に支払われず、満期日に元本と一緒に支払われるタイプの債券に使われます。
📌 PRICEMAT 関数の構文
PRICEMAT(settlement, maturity, issue, rate, yld, [basis])
🧩 引数の説明
| 引数 | 説明 |
|---|---|
settlement | 債券の購入日(受渡日) |
maturity | 償還日(満期日) |
issue | 発行日 |
rate | 表面利率(年利で記述、例:5% → 0.05) |
yld | 年利回り(市場利回り) |
[basis] | 日数計算基準(省略可能):0 = 30/360(米国、既定値)1 = 実際/実際2 = 実際/3603 = 実際/3654 = 30/360(欧州) |
✅ 使用例
=PRICEMAT(DATE(2025,6,1), DATE(2026,6,1), DATE(2025,1,1), 0.05, 0.045, 0)
この式は以下の条件の債券価格を求めます:
- 発行日:2025年1月1日
- 購入日(受渡日):2025年6月1日
- 満期日:2026年6月1日
- 年利(表面利率):5%
- 市場利回り:4.5%
- 日数計算:30/360(米国式)
→ 結果:債券の現在価格(額面100に対する価格、例:101.23 など)
📘 背景・用途
PRICEMATは 単利で利息が計算され、満期日に一括で支払われる債券 に使います。- クーポン債のように定期利払いがあるものは
PRICEを使います。 - 典型的な用途:短期債、利付割引債、公社債投資信託など
🔁 関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
PRICEMAT | 満期一括利払い債の価格 |
PRICE | 通常のクーポン債の価格 |
PRICEDISC | 利息なし(割引債)の価格 |
YIELDMAT | 満期一括債の利回り |
DISC | 割引率を求める関数 |