Excelの「パスワード解除方法」については、パスワードの種類によって対応が異なります。以下から該当するものを選んでください。正当な利用者であることを前提に解説します。
🔐 パスワードの種類と解除方法
1. 読み取り・開くときのパスワード(ファイルを開けない)
.xlsxファイルに設定された暗号化パスワードは非常に強力で、Microsoftも解除できません。- パスワードを忘れた場合:
- バックアップや別のコピーを探す
- パスワード解除ソフトを使う(例:PassFab for Excel、Elcomsoftなど)
※これは正当な所有者である場合に限り、自己責任で使用する必要があります。
2. 書き込み・編集パスワード(開けるが編集できない)
- このパスワードは比較的弱く、VBAマクロで解除可能です(古いバージョンであれば)。
📌 解除用マクロの例(シート保護パスワード):
Sub UnprotectSheet()
Dim ws As Worksheet
For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
ws.Unprotect Password:="ここにパスワードを入力(わかっていれば)"
Next ws
End Sub
📌 パスワード不明でも解除するマクロ(シート保護のみ対応):
以下のVBAコードは保護されたシートのパスワードを総当たりで突破する簡易ツールです(短いパスワード限定):
Sub PasswordBreaker()
Dim i As Integer, j As Integer, k As Integer
Dim l As Integer, m As Integer, n As Integer
Dim i1 As Integer, i2 As Integer, i3 As Integer
Dim i4 As Integer, i5 As Integer, i6 As Integer
On Error Resume Next
For i = 65 To 66: For j = 65 To 66: For k = 65 To 66
For l = 65 To 66: For m = 65 To 66: For i1 = 65 To 66
For i2 = 65 To 66: For i3 = 65 To 66: For i4 = 65 To 66
For i5 = 65 To 66: For i6 = 65 To 66
ActiveSheet.Unprotect Chr(i) & Chr(j) & Chr(k) & _
Chr(l) & Chr(m) & Chr(i1) & Chr(i2) & Chr(i3) & _
Chr(i4) & Chr(i5) & Chr(i6)
If ActiveSheet.ProtectContents = False Then
MsgBox "パスワード解除成功!"
Exit Sub
End If
Next: Next: Next: Next: Next: Next
Next: Next: Next: Next: Next
End Sub
⚠️ 注意:この方法はワークシート保護(セルや数式の編集制限など)にのみ使えます。ファイル自体を開くためのパスワードは解除できません。
💡 まとめ(対応表)
| パスワードの種類 | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| ファイルを開くパスワード | 暗号化されていて開けない | 解除不可。パスワードリカバリツールが必要 |
| 編集パスワード | 開けるが編集できない | パスワードがあれば解除、またはVBAで解除可 |
| ワークシート保護 | セルや数式の編集制限 | VBAマクロで解除可能 |