Excel の AREAS 関数は、参照内の「領域の数(範囲の数)」を返す関数です。
セル範囲がいくつの「独立した領域」に分かれているかを調べるときに使います。
🔹 基本構文
=AREAS(参照)
参照:セル範囲や名前付き範囲(複数範囲をカンマで区切った参照も可)- 結果はその参照が含む**「領域の数」**
✅ 例1:単一範囲の場合
=AREAS(A1:C3)
→ 結果:1
(範囲 A1~C3 の 1つの領域)
✅ 例2:複数範囲の指定
=AREAS((A1:A3, C1:C3))
→ 結果:2
(A1:A3 と C1:C3 の 2つの領域)
⚠ 複数範囲を渡すには「括弧で囲む」必要があります
→=AREAS((範囲1, 範囲2))
✅ 使用例(実務)
▶ 名前付き範囲が複数領域を含むとき
たとえば、名前付き範囲 DataRange が以下を含むとします:
=Sheet1!A1:A3, Sheet1!C1:C3
このとき:
=AREAS(DataRange)
→ 結果:2
🧠 AREAS の用途
INDEX,CHOOSE,OFFSETなどで複数範囲を扱う処理に役立つ- マクロ(VBA)や動的な選択範囲の確認用
- デバッグ目的で「参照が何個の範囲で構成されているか」を確認したいとき
🔸 注意点
- 複数範囲を手動で直接選択した場合(Ctrl キーで選択)、そのまま AREAS 関数で使用できます
AREAS関数の引数には 配列数式や関数の戻り値を直接使えないことがあります(通常は静的な参照向け)
✅ まとめ
| 式 | 結果 |
|---|---|
=AREAS(A1:A10) | 1 |
=AREAS((A1:A10, C1:C10)) | 2 |
=AREAS(名前付き範囲) | 範囲の個数に応じた値 |