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Excel 関数:BYCOL

BYCOL 関数は、配列の各「列」に対して処理を行う Excel の 動的配列関数です。各列ごとに指定された計算(ラムダ関数)を適用できます。

❗ 使用可能バージョン:Excel 365 / Excel 2021 以降


■ 書式:

BYCOL(array, lambda(column))

■ 引数:

引数説明
array対象となる配列(例:A1:D5 など)
lambda(column)各列に適用する関数(LAMBDA関数)※ column は各列の1列分の配列として渡される

■ 使用例:

① 各列の合計を求める

=BYCOL(A1:D5, LAMBDA(col, SUM(col)))

→ A1:D5 の各列ごとの合計を横方向に出力

② 各列の最大値を求める

=BYCOL(A1:D5, LAMBDA(col, MAX(col)))

■ 出力の特徴:

  • 結果は横方向に展開されます(1行の配列)
  • 列ごとの計算が簡潔に書けます(従来は TRANSPOSE, MMULT, INDEX などの複雑な式が必要でした)

■ BYCOL vs BYROW:

関数単位出力方向用途
BYCOL各「列」横方向各列の合計や平均など
BYROW各「行」縦方向各行の合計や条件判定など

■ 応用例:

条件付きで各列の平均を出す(0以上の値のみ)

=BYCOL(A1:D5, LAMBDA(col, AVERAGE(IF(col>=0, col))))

※ Ctrl + Shift + Enter は不要(動的配列対応)


他の関数(BYROW, MAP, SCAN, REDUCE など)との組み合わせによって、より高度な処理も可能です。

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