Excel関数 CLEAN は、文字列から印刷できない制御文字(非表示文字)を削除する関数です。
🔹 概要
CLEAN(text)
- text:不要な制御文字を削除したい文字列やセル参照。
🔹 主な用途
- Webや他のシステムから取り込んだデータに含まれる、見えない特殊文字(改行、タブ、NULLなど)を削除。
- 文字列が正常に表示されない、比較できない原因の多くが制御文字の混入で、
CLEANはそれを解決します。
🔹 使用例
=CLEAN(A1)
- A1 の文字列から、ASCII コード 0~31 の 制御文字を削除します。
=CLEAN("Hello"&CHAR(10)&"World")
- CHAR(10)(改行)を含む文字列から、改行を削除 → 結果:
HelloWorld
🔹 削除対象の文字(代表例)
| ASCIIコード | 内容 |
|---|---|
| 0 | NULL(ヌル) |
| 7 | ベル |
| 9 | タブ(TAB) |
| 10 | 改行(LF) |
| 13 | 復帰(CR) |
📝 日本語の全角スペースや特殊記号、Unicodeの不可視文字は CLEAN では削除できない 場合があります。その場合は SUBSTITUTE や TEXTSPLIT と併用します。
🔹 関連関数
| 関数名 | 概要 |
|---|---|
TRIM | 余分なスペースを削除(単語間1つ残す) |
SUBSTITUTE | 指定した文字を置換 |
TEXTSPLIT | 文字列を区切り文字で分割 |
CODE | 文字のASCIIコードを取得 |
CHAR | ASCIIコードから文字を取得 |
🔹 よくある組み合わせ
=TRIM(CLEAN(A1))
👉 不要なスペース + 制御文字を同時に除去。
データクレンジングの定番テクニックです!