Excel の LET 関数は、1つの数式内で変数を定義して再利用することができる関数です。これにより、パフォーマンスの向上や数式の読みやすさの改善が期待できます。
🔹 基本構文
LET(名前1, 値1, [名前2, 値2, …], 計算式)
名前1: 変数名(任意の名前)値1: 変数に代入する値計算式: 最後に実行される数式(ここで変数を使う)
✅ 簡単な例
=LET(x, 5, y, 10, x + y)
これは:
x = 5y = 10- 最後に
x + yを実行
→ 結果は 15
🔹 実用例
例:セル A1 に数値が入っていて、(A1 + 5) * (A1 + 5) の計算をしたい場合
=LET(a, A1 + 5, a * a)
通常の式では (A1 + 5) * (A1 + 5) を書きますが、LET を使えば A1 + 5 の計算を1回に減らせます。
🔸 利点
- 同じ計算を何度も繰り返す必要がない
- 数式の見通しが良くなる
- 複雑な処理を整理しやすくなる
💡 応用(複数変数)
=LET(
a, A1,
b, B1,
total, a + b,
average, total / 2,
average
)
A1 と B1 の平均を求める例です。変数 total と average を使って読みやすくなっています。
注意点
LETは Excel 365 / Excel 2021 以降で利用可能です。- 名前の定義は最大で 126個 まで。