T.DIST 関数は、Excelで t分布の累積分布関数(CDF)を計算する関数です。
t分布は、母集団の標準偏差が不明で標本サイズが小さいときに使う確率分布で、主に統計検定(t検定など)で使います。
🔧 構文
T.DIST(x, deg_freedom, cumulative)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
x | t値(t分布の変数) |
deg_freedom | 自由度(通常は標本サイズ – 1) |
cumulative | TRUE:累積分布関数(CDF)を返すFALSE:確率密度関数(PDF)を返す |
📊 機能
cumulative = TRUEの場合:
t値以下の値が出る確率(累積確率)を返します。cumulative = FALSEの場合:
t値における確率密度(高さ)を返します。
✅ 使用例
例:t値が 2.5、自由度が 10、累積確率を求める場合
=T.DIST(2.5, 10, TRUE)
→ t値 2.5 以下の累積確率を返す
📌 関連関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
T.DIST.RT | 右側の片側累積確率(上側確率)を返す |
T.DIST.2T | 両側累積確率(両側検定のp値)を返す |
T.INV | t分布の逆累積分布関数(パーセンタイル) |
T.TEST | t検定のp値を計算 |