Excel関数 AVERAGEIFS は、複数の条件を満たすセルに対応する値の平均値を求める関数です。
🔹 概要
AVERAGEIFS は、1つ以上の条件を満たすデータだけを対象に平均を計算します。AVERAGEIF の拡張版で、複数条件が必要な場合に便利です。
🔹 書式
AVERAGEIFS(average_range, criteria_range1, criteria1, [criteria_range2, criteria2], ...)
| 引数 | 内容 |
|---|
average_range | 平均を求めるセル範囲 |
criteria_range1 | 条件1 をチェックするセル範囲 |
criteria1 | 条件1(例:”数学”, “>80” など) |
criteria_range2... | 条件2、条件3…(範囲と条件をペアで追加可能。最大127条件) |
🔹 使用例
例:数学で80点以上の平均点を求める
| A列(科目) | B列(点数) |
|---|
| 数学 | 90 |
| 英語 | 70 |
| 数学 | 80 |
| 数学 | 75 |
=AVERAGEIFS(B1:B4, A1:A4, "数学", B1:B4, ">=80")
- 条件1:A列が「数学」
- 条件2:B列が「80以上」
- 結果: (90 + 80) / 2 = 85
🔹 条件の書き方(criteria)
| 条件 | 意味 |
|---|
"=100" | 100 に等しい |
">=80" | 80以上 |
"<>0" | 0でない |
"数学" | 文字列が「数学」と一致 |
"*数*" | 「数」を含む(ワイルドカード) |
🔹 注意点
- すべての条件範囲(criteria_range)は、
average_range と同じサイズである必要があります。 - 条件に合う値が1つもないと、結果は
#DIV/0! エラーになります。 - 空白セルは基本的に無視されます。
🔹 関連関数
| 関数名 | 概要 |
|---|
AVERAGEIF | 1つの条件で平均を求める |
SUMIFS | 複数条件で合計を求める |
COUNTIFS | 複数条件で件数を数える |
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