DCOUNTA 関数は、Excel のデータベース関数の一つで、指定した条件に一致するレコードのうち、指定列の空でないセルの数をカウントします。DCOUNT が「数値セル」を数えるのに対し、DCOUNTA は「数値・文字列・論理値など、空でないすべてのセル」を数えます。
✅ 構文
DCOUNTA(database, field, criteria)
| 引数 | 説明 |
|---|
database | データベース範囲(1行目に見出しを含む表全体を指定) |
field | 集計対象の列。列名(”数量”など)または列番号(1,2,3…)で指定 |
criteria | 条件範囲。1行目に同じ見出し名、2行目以降に条件を入力したセル範囲 |
🧠 動作イメージ
- 条件に合致するレコード(行)を「絞り込む」
- その中で、
field 列の「空白でないセル」すべてをカウント
📘 使用例
データ表(A1:C7)
| 商品名 | 数量 | 備考 |
|---|
| りんご | 10 | 赤 |
| みかん | | |
| りんご | 8 | 青 |
| バナナ | 15 | |
| りんご | | 黄色 |
| みかん | 12 | 緑 |
条件範囲(E1:E2)
関数
=DCOUNTA(A1:C7, "備考", E1:E2)
- 条件:
商品名="りんご" の行(1行目、3行目、5行目) - 対象列:「備考」列に値が入っているのは「赤」「青」「黄色」の3セル
→ 結果:3
🔍 ポイント
- 数値・文字列・日付・論理値など、「空白でないセル」はすべてカウントします。
- 完全一致だけでなく、ワイルドカード(
*、?)による部分一致も可能です。 - 複数条件のAND/OR指定も、
criteria 範囲の行・列の組み合わせで設定できます。
⚠️ 注意点
field 引数に指定する列名は、database の見出しと完全一致させてください。- 条件に合致するデータがないと
0 が返ります(エラーにはなりません)。 - 列全体を指定する場合は、必ず見出しを含む範囲で指定します。
🔗 関連関数
| 関数名 | 機能 |
|---|
DCOUNT | 条件に合う「数値セル」の数をカウント |
DAVERAGE | 条件に合うレコードの平均値を計算 |
DSUM | 条件に合うレコードの合計を計算 |
DGET | 条件に合うレコードから1件だけ値を取得 |
COUNTIFS | 複数条件で件数をカウント(より柔軟に指定可能) |
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