F.INV 関数は、Excel で F 分布の逆関数(逆累積分布関数) を求めるための関数です。F 分布は主に 分散分析(ANOVA)や回帰分析 などで使用されます。
🔹 書式
F.INV(probability, degrees_freedom1, degrees_freedom2)
🔹 引数の説明
| 引数 | 説明 |
|---|---|
probability | 対応する F 値を求めたい累積確率(0~1 の間の値)。 |
degrees_freedom1 | 分子の自由度(正の整数)。通常は群の数 – 1。 |
degrees_freedom2 | 分母の自由度(正の整数)。通常は誤差の自由度。 |
🔹 使用例
=F.INV(0.95, 5, 10)
これは、累積確率 0.95 に対応する F 分布の臨界値(5, 10 の自由度) を返します。統計的検定における 5% 有意水準の臨界値 などを求めるのに使えます。
🔹 注意点
- Excel 2010 以降で使える関数です。
- Excel 2007 以前では
FINV関数(非推奨)を使用していました。
🔹 関連関数
F.DIST: F 分布の累積分布関数。F.DIST.RT: 片側の F 分布の累積分布関数。F.INV.RT: 片側の逆関数(F.INVは両側対応)。