Excel 関数 IF は、条件に応じて異なる値を返すための、最も基本的でよく使われる論理関数です。
🔹 構文
=IF(論理式, 真の場合の値, 偽の場合の値)
- 論理式:TRUE または FALSE を返す式(例:
A1>100) - 真の場合の値:条件が TRUE のときに返す値
- 偽の場合の値:条件が FALSE のときに返す値
🧪 使用例
✅ 例1:100以上なら「合格」、それ以外は「不合格」
=IF(A1>=100, "合格", "不合格")
✅ 例2:セルが空かどうかをチェック
=IF(A1="", "未入力", A1)
✅ 例3:条件に応じて計算
=IF(B1="男性", C1*1.1, C1*0.9)
🔸 入れ子の IF(ネスト)
複数条件を扱いたい場合、IF を入れ子にできます。
=IF(A1>=90, "S", IF(A1>=80, "A", IF(A1>=70, "B", "C")))
ただし、ネストが深くなると見づらくなるので IFS 関数(Excel 2016以降)を使うとスマートです。
🔸 数式での使用(TRUE/FALSE)
=IF(A1>0, TRUE, FALSE)
実はこれと同じ結果をより簡潔に書けます:
=A1>0
🔄 関連関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
IFS | 複数の条件分岐を簡潔に書ける関数 |
SWITCH | 値に応じた分岐(IF の代替) |
IFERROR | 式がエラーのときに指定の値を返す |
IFNA | #N/A エラー専用のエラーハンドリング |
CHOOSE | インデックスに応じて選択肢を選ぶ |
✅ 応用:空白かつ数値でないときに「エラー」
=IF(OR(A1="", NOT(ISNUMBER(A1))), "エラー", A1*2)
IF 関数は データ判定、分岐処理、条件付き出力、動的表示など、あらゆる場面で使われます。