Excel の MEDIAN 関数は、指定した数値の中央値(メディアン)を返す関数です。
中央値とは、値を昇順に並べたときに中央に位置する値のことです。データに外れ値が含まれるときでも、平均より頑健な代表値として使われます。
🔹 MEDIAN 関数の書式
MEDIAN(数値1, [数値2], ...)
- 最大 255 個の引数が指定可能
- 範囲やセル参照を含めることができる
🔹 使用例
🔸 例1:奇数個のデータ
=MEDIAN(1, 3, 5)
- 昇順:1, 3, 5 → 中央値は 3
🔸 例2:偶数個のデータ
=MEDIAN(10, 20, 30, 40)
- 昇順:10, 20, 30, 40 → 中央の2つ (20, 30) の平均 → 25
🔸 例3:セル範囲の中央値
| A列 |
|---|
| 4 |
| 7 |
| 9 |
| 1 |
| 3 |
=MEDIAN(A1:A5)
- 昇順:1, 3, 4, 7, 9 → 中央値は 4
🔹 特徴・注意点
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 空白セル | 無視される(影響なし) |
| 文字列 | 数値でなければ無視される |
| TRUE/FALSE | 無視される(MAXAのように扱われない) |
| テキスト “5” | 数値として扱われない(無視される) |
🔹 他関数との比較
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
AVERAGE | 平均値(外れ値に弱い) |
MEDIAN | 中央値(外れ値に強い) |
MODE | 最頻値(最も多く出現する値) |
🔹 応用:複数範囲の中央値
=MEDIAN(A1:A5, B1:B5)
複数の列・範囲にまたがるデータもまとめて扱えます。