Excel 関数 MIRR(修正内部収益率)は、**投資のキャッシュフローに対して、再投資利率と資金調達コストの両方を考慮した収益率(IRR)**を求める関数です。
🔧 構文
MIRR(値, 財務利率, 再投資利率)
🧾 引数の説明
| 引数 | 内容 |
|---|
| 値 | 投資のキャッシュフロー(初期投資は負の値、収益は正の値)。範囲や配列で指定。 |
| 財務利率 | お金を借りるときの利率(資金調達コスト)。例:10% → 0.10 |
| 再投資利率 | 中間キャッシュフローの再投資利率(投資の収益を再運用できる利率)。 |
🧮 使用例
=MIRR(A2:A7, 0.1, 0.12)
- セル範囲
A2:A7 に投資のキャッシュフロー(例:-1000, 200, 250, 300, 350, 400)が入っているとします。 - 財務利率 10%、再投資利率 12% の条件で MIRR(修正内部収益率)を計算します。
📘 注意点
- 最低でも 1つの負のキャッシュフロー(投資) と 1つの正のキャッシュフロー(収益) が必要です。
- 通常の
IRR 関数よりも 現実的な再投資条件を想定できるため、プロジェクト比較には MIRR の方が適しています。
💡IRR との違い
| 比較項目 | IRR | MIRR |
|---|
| 再投資利率 | IRRと同じ利率で再投資を仮定 | 指定した再投資利率を使う |
| 複数のIRR値 | 可能(正負の交錯で発生) | 1つの明確な解を返す |
| より現実的な計算 | ❌(理論上の再投資仮定) | ✅(実際の利率を指定できる) |
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