Excelの関数 ODDFPRICE は、初回利払いが通常の利払い期間と異なる「不定期最初利払い債券 (Odd First Period bond)」 の価格を求めるために使用されます。これは、最初の利払いが通常のスケジュールより長いまたは短い期間の債券に対して適用されます。
📌 ODDFPRICE関数の書式
ODDFPRICE(settlement, maturity, issue, first_coupon, rate, yld, redemption, frequency, [basis])
🧩 引数の説明
| 引数名 | 説明 |
|---|---|
settlement | 債券の購入日(受渡日) |
maturity | 償還日(満期日) |
issue | 債券の発行日 |
first_coupon | 最初の利払い日 |
rate | 年利率(クーポンレート) |
yld | 投資家の期待利回り(利回り) |
redemption | 償還価格(額面に対する価値、通常は100) |
frequency | 年間の利払い回数1=年1回、2=半年ごと、4=四半期ごと |
[basis] | 日数計算方法(省略可)0=米国方式 (30/360)(デフォルト)1=実際/実際2=実際/3603=実際/3654=欧州方式 (30/360) |
✅ 例
=ODDFPRICE(DATE(2025,6,1), DATE(2030,6,1), DATE(2025,1,1), DATE(2025,12,1), 0.05, 0.045, 100, 2, 0)
この例では:
- 2025年1月1日発行の債券を2025年6月1日に購入
- 最初の利払いは2025年12月1日
- 年利5%
- 利回りは4.5%
- 償還額は100
- 利払いは年2回
- 日数計算は米国方式
🔍 注意点
settlement、maturity、issue、first_couponは シリアル日付(DATE関数などで指定)で入力してください。- 利回りとクーポンが異なるとき、プレミアムまたはディスカウント価格になります。
- 関数は、最初の期間が「標準」でない債券(たとえば短縮されたり延長されたりする期間)に特化しています。