PEARSON 関数は、Excel で 2つのデータ系列のピアソンの積率相関係数(Pearson correlation coefficient)を求めるために使用されます。これは、2つの変数の線形的な相関の強さと方向を示します。
🔧 構文
PEARSON(array1, array2)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
array1 | 最初のデータ系列 |
array2 | 2 番目のデータ系列 |
- 両方の配列には、数値データが同数必要です。
- 欠損値(空白や文字列など)は無視されます。
✅ 使用例
=PEARSON(A2:A10, B2:B10)
→ 範囲 A2:A10 と B2:B10 の間のピアソン相関係数を計算します。
📊 結果の意味
ピアソン相関係数(r)の値は次の範囲になります:
| r の値 | 相関の強さと方向 |
|---|---|
| 1 | 完全な正の相関 |
| 0.7〜0.9 | 強い正の相関 |
| 0.4〜0.6 | 中程度の正の相関 |
| 0.1〜0.3 | 弱い正の相関 |
| 0 | 無相関 |
| -0.1〜-0.3 | 弱い負の相関 |
| -0.4〜-0.6 | 中程度の負の相関 |
| -0.7〜-0.9 | 強い負の相関 |
| -1 | 完全な負の相関 |
⚠️ 注意点
- 相関は因果関係を意味しません。相関があっても、一方が他方の原因とは限りません。
- データが外れ値に敏感な場合、結果がゆがむことがあります。
📌 関連関数
CORREL:PEARSONと同じ値を返します(内部的に同じアルゴリズムを使用)COVARIANCE.P/COVARIANCE.S:共分散を求める関数LINEST:回帰直線の係数などを返す関数