Excel の関数 XIRR は、**非定期的(不定期)のキャッシュフローに対する内部収益率(IRR)**を計算するために使用されます。これは、たとえば投資やプロジェクトで、現金の出入りが一定間隔でない場合に適しています。
🔍 XIRR関数の書式
=XIRR(値, 日付, [推定値])
引数の説明
| 引数 | 説明 |
|---|---|
値 | 現金の流入・流出を表す数値の配列(最初は通常マイナス(支出)、その後はプラス(収入)) |
日付 | 各キャッシュフローに対応する日付の配列 |
[推定値] | 省略可能。IRR の推定初期値(通常 0.1 = 10% を使用) |
✅ 使用例
あなたが次のようなキャッシュフローを持っているとします:
| 日付 | キャッシュフロー |
|---|---|
| 2024/01/01 | -100,000 |
| 2024/06/01 | 30,000 |
| 2025/01/01 | 40,000 |
| 2025/06/01 | 50,000 |
これを Excel で以下のように入力しているとします:
=XIRR(B2:B5, A2:A5)
この関数は、これらの不定期な現金の動きに対する年率換算のIRRを返します。
📌 注意点
- キャッシュフローに少なくとも**1つの正の値(収入)と1つの負の値(支出)**が必要です。
- 日付の順番は重要ではありませんが、正確な日付である必要があります。
- 解が収束しない場合、
#NUM!エラーが表示されることがあります。
📐 XIRR vs IRR の違い
| 関数 | 使う場面 | キャッシュフロー間隔 |
|---|---|---|
IRR | 毎月・毎年など一定間隔の場合 | 一定 |
XIRR | 間隔がバラバラな場合 | 不定期 |