BETA.DIST 関数は、Excel において ベータ分布(Beta 分布)の確率密度関数または累積分布関数の値を返す統計関数です。主に 確率論や統計モデリング(ベイズ統計など) に使われます。
🔢 構文
BETA.DIST(x, alpha, beta, cumulative, [A], [B])
| 引数 | 説明 |
|---|
x | 分布の評価点(0 ≦ x ≦ 1、または A ≦ x ≦ B) |
alpha | 形状パラメータ α(> 0) |
beta | 形状パラメータ β(> 0) |
cumulative | TRUE の場合:累積分布関数(CDF)FALSE の場合:確率密度関数(PDF) |
[A] | (省略可)x の下限(既定値は 0) |
[B] | (省略可)x の上限(既定値は 1) |
✅ 使用例
例 1:標準ベータ分布(0~1 の範囲)
=BETA.DIST(0.5, 2, 5, TRUE)
- 結果:
0.890625(x=0.5 における累積確率)
例 2:確率密度関数として使う
=BETA.DIST(0.5, 2, 5, FALSE)
例 3:範囲を指定するベータ分布(例:A=0, B=10)
=BETA.DIST(5, 2, 3, TRUE, 0, 10)
📈 ベータ分布とは?
- ベータ分布は 0〜1 の範囲で定義される連続確率分布。
- 形状パラメータ
alpha, beta によって分布の形が大きく変わる。 - ベイズ統計や信頼度のモデリングなどでよく使用されます。
⚠️ 注意点
alpha、beta、x が無効な値(負、または範囲外など)だと #NUM! エラーになります。cumulative は必ず TRUE または FALSE のいずれかで指定する必要があります。
🔗 関連関数
| 関数 | 説明 |
|---|
BETA.INV | 指定した確率に対応する x 値(ベータ分布の逆関数) |
BINOM.DIST | 二項分布 |
NORM.DIST | 正規分布 |
GAMMA.DIST | ガンマ分布 |
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