BINOM.DIST.RANGE 関数は、Excel において 二項分布における成功回数が指定された範囲内にある確率を求めるための関数です。
これは BINOM.DIST よりも柔軟で、1 回だけでなく複数の成功回数をまとめて評価したい場合に便利です。
🔢 構文
BINOM.DIST.RANGE(trials, probability_s, number_s, [number_s2])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
trials | 試行回数(整数) |
probability_s | 1 回の試行で成功する確率(0~1) |
number_s | 成功回数、または成功回数の下限 |
[number_s2] | (省略可)成功回数の上限 |
🧮 機能
number_s2を省略 → ちょうどnumber_s回成功する確率を返すnumber_s2を指定 →number_s回からnumber_s2回の間に成功する確率を合計して返す
✅ 使用例
例 1:10 回の試行で成功率 0.5、ちょうど 4 回成功する確率
=BINOM.DIST.RANGE(10, 0.5, 4)
→ 結果:約 0.2051
例 2:10 回の試行で成功率 0.5、3〜5 回成功する確率
=BINOM.DIST.RANGE(10, 0.5, 3, 5)
→ 結果:約 0.65625
⚠️ 注意点
trialsは正の整数probability_sは0~1number_sおよびnumber_s2は整数で、0~trialsの範囲内でなければエラーnumber_s2がnumber_sより小さい場合、エラーになります
🔗 関連関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
BINOM.DIST | ある成功回数以下またはちょうどの確率 |
BINOM.INV | 累積確率に対応する成功回数の最小値 |
NORM.DIST | 正規分布(連続値の近似) |
POISSON.DIST | ポアソン分布(発生回数の確率) |
🧠 活用シーン
- 商品を10個検査して不良品が2〜4個出る確率
- Web広告10回表示して、クリックが3回以上5回以下の確率
- テストで5〜8問正解する確率の合計