FREQUENCY 関数は、Excel で 数値のデータセットが指定した区間(ビン)にどれだけの頻度で出現するかを数えるために使用されます。統計的な分析やヒストグラム作成などでよく使われます。
🔹 構文
FREQUENCY(data_array, bins_array)
🔸 引数の説明
| 引数 | 説明 |
|---|---|
data_array | 頻度を数えたい元データ(数値の配列または範囲) |
bins_array | どの区間に分類するかを指定する数値の配列(または範囲) |
🔹 機能の概要
bins_arrayに含まれる各値に対して、data_arrayの中に その値以下の数がいくつあるかをカウントします。- 各ビンの頻度(各区間に入るデータの個数)を配列として返します。
- 最後の要素は、「
bins_arrayの最大値よりも大きい」データの個数です。
🔸 使用例
例:テストの点数データがある場合
| A列(点数) |
|---|
| 45 |
| 67 |
| 88 |
| 90 |
| 52 |
| 76 |
| 34 |
区間を「50点以下」「70点以下」「90点以下」としたい場合:
| B列(区間) |
|---|
| 50 |
| 70 |
| 90 |
数式:
=FREQUENCY(A2:A8, B2:B4)
この式を**3つ以上のセルに配列数式として入力(Ctrl + Shift + Enter)**すると、以下のような出力が得られます:
| 結果(頻度) | 区間 |
|---|---|
| 2 | ≦50 |
| 2 | 51–70 |
| 2 | 71–90 |
| 1 | >90 |
🔹 注意点
FREQUENCYは 配列関数 です。Excel 365 や 2021以降では通常の関数として使えますが、それ以前のバージョンでは Ctrl + Shift + Enter が必要です。- 結果は「ビン数 + 1」個の数値配列になります(最後が「それ以上」)。
🔸 関連関数
COUNTIF:条件に一致する数のカウント(柔軟性あり)HISTOGRAM(分析ツールパック):視覚的なヒストグラム作成SORT,UNIQUEと組み合わせて使うと、カテゴリごとの頻度集計にも応用可能です。