Excel 関数 KURT は、尖度(せんど / Kurtosis) を求める関数です。
これは、データの分布のとがり具合(中心周辺のデータの集中度)を測るために使われます。
🔹 構文
KURT(number1, [number2], …)
number1,number2, … はデータセットの数値または範囲(最大 255 個まで)。
🔹 尖度とは?
- 尖度(Kurtosis)は、**正規分布に比べて「山がとがっているか、平たいか」**を表します。
- Excel の
KURT関数は 標本尖度(excess kurtosis) を返します。
つまり:
| KURT の結果 | 意味 |
|---|---|
| 0 | 正規分布と同じ尖り具合(メソクリティック) |
| > 0 | より尖っている(レプトクリティック) |
| < 0 | より平たい(プラティクリティック) |
🔹 使用例
=KURT(A1:A10)
セル範囲 A1:A10 にあるデータの尖度を求めます。
🔸 注意点
- データ数は最低でも 4 点以上必要です。足りないと
#DIV/0!エラーになります。 - 数値以外のセル(空白や文字列)は無視されます。
- 欠損値やエラーを含むセルはエラーを返す可能性があるので注意。
🔹 関連関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
SKEW | 歪度(分布の左右の偏り)を求める |
AVERAGE | 平均 |
STDEV.P, STDEV.S | 標準偏差 |
VAR.P, VAR.S | 分散 |