MODE.SNGL 関数は、Excel において 最も頻繁に出現する値(最頻値)を 1 つだけ返す 関数です。
複数の値が同じ回数で最頻の場合は、最初に見つかったものが返されます。
🔹 MODE.SNGL 関数の書式
MODE.SNGL(数値1, [数値2], ...)
- 数値1, 数値2, …:対象となる数値またはセル範囲(最大255個まで)
- Excel 2010以降で使用可能
- Excel 2007以前では、
MODE関数が同じ動作をします
🔹 使用例
例1:単一の最頻値
| A列 |
|---|
| 2 |
| 5 |
| 3 |
| 2 |
| 7 |
=MODE.SNGL(A1:A5)
👉 結果:2(2が2回出現、他は1回)
例2:複数の最頻値(同じ出現回数)
| A列 |
|---|
| 2 |
| 3 |
| 2 |
| 3 |
| 5 |
=MODE.SNGL(A1:A5)
👉 結果:2(2と3がどちらも2回、でも先に出てきた2が返る)
🔹 特徴・注意点
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 数値以外(文字列・空白) | 無視される |
| 最頻値が存在しない | #N/A エラーが返る |
| 結果は1つだけ | 複数最頻値があっても1つのみ返す |
| 複数範囲指定可能 | MODE.SNGL(A1:A5, B1:B5) のように複数指定可 |
🔹 MODE.SNGL と他のモード関数の違い
| 関数名 | 特徴 |
|---|---|
MODE.SNGL | 最も頻繁に出現する1つの値を返す |
MODE.MULT | 複数の最頻値があれば すべて返す(配列) |
MODE(旧式) | MODE.SNGL と同じ(Excel 2010以前) |
🔹 応用:最頻値が出現しないときの対策
=IFERROR(MODE.SNGL(A1:A10), "最頻値なし")
👉 すべての値が1回ずつ → #N/A → 「最頻値なし」と表示される