NORM.INV 関数は、Excel において 正規分布の累積確率に対応する値(逆関数) を求める関数です。
つまり、「累積確率が○○になるときの値 x」を計算します。
🔹 NORM.INV 関数の書式
NORM.INV(確率, 平均, 標準偏差)
| 引数 | 内容 |
|---|
確率 | 0 以上 1 以下の累積確率(例えば、0.95 は上位 95% の値) |
平均 | 正規分布の平均値(μ) |
標準偏差 | 正規分布の標準偏差(σ) |
🔹 用途
- 累積確率がわかっているときに、それに対応する正規分布の値を求める
- 信頼区間の計算や統計解析でよく使われる
🔹 使用例
例:平均 100、標準偏差 15 の正規分布で、累積確率 0.95 に対応する値を求める
=NORM.INV(0.95, 100, 15)
👉 結果:約 124.675
→ この値までの累積確率が 95%(つまり 124.675 以下の値が 95% の確率で出る)
🔹 注意点
| ポイント | 説明 |
|---|
| 確率は 0 以上 1 以下である必要あり | 範囲外の値はエラー #NUM! に |
| 標準偏差は正の数である必要あり | 0 以下はエラーになる |
| 累積確率の逆関数なので単調増加 | 低い確率 → 平均より低い値、高い確率 → 高い値 |
🔹 関連関数
| 関数名 | 内容 |
|---|
NORM.DIST | 正規分布の累積確率や密度を求める |
NORM.S.INV | 標準正規分布(平均0、標準偏差1)の逆関数 |
NORM.S.DIST | 標準正規分布の累積確率や密度を求める |
CONFIDENCE.NORM | 正規分布の信頼区間の計算 |
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