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Excel 関数:PRICE

Excel 関数 PRICE は、定期的な利払いがある通常の債券の現在価格(額面100あたりの価格)を計算するために使用されます。

これは、市場利回り(YTM)から債券の理論価格を求めたいときに使います。


📌 PRICE 関数の構文

PRICE(settlement, maturity, rate, yld, redemption, frequency, [basis])

🧩 引数の説明

引数説明
settlement債券の購入日(受渡日)
maturity償還日(満期日)
rate年利率(クーポン利率、例:5%なら 0.05
yld年利回り(市場利回り、例:4.5%なら 0.045
redemption償還価格(通常は 100)
frequency利払いの頻度:1 = 年1回、2 = 半年ごと、4 = 四半期ごと
[basis](省略可能)日数計算方式:0 = 30/360(米国、デフォルト)1 = 実際/実際2 = 実際/3603 = 実際/3654 = 30/360(欧州)

✅ 使用例

=PRICE(DATE(2025,6,1), DATE(2030,6,1), 0.05, 0.045, 100, 2, 0)

この例は:

  • 債券購入日:2025年6月1日
  • 満期日:2030年6月1日
  • 年利(クーポンレート):5%
  • 市場利回り:4.5%
  • 償還価格:100
  • 半年ごとに利払い(年2回)
  • 日数計算:30/360(米国方式)

→ 結果:現在価値(額面100に対する債券価格。例:102.35など)


📘 ポイント

  • 利回り(yld)がクーポン(rate)より低いと価格は100超え(プレミアム債)
  • 利回りがクーポンより高いと価格は100未満(ディスカウント債)
  • 利払い日が不定期な場合は、ODDFPRICE(最初が不定期)または ODDLPRICE(最後が不定期)を使う必要があります。

🔁 関連関数

関数用途
PRICE通常の債券価格
YIELD債券価格から利回りを計算
ODDFPRICE不定期な初回利払いの債券価格
ODDLPRICE不定期な最終利払いの債券価格
ACCRINT債券の未収利息(経過利息)を計算
DURATION債券のデュレーションを求める

 

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